痛風発作は、体内に尿酸が過剰にあることで発症するのです。
尿酸は健康な人にも、常に1200mlは蓄積されていると言います。尿酸とは、エネルギーの代謝によってプリン体から生産された廃棄物なのです。この尿酸は体内ではそれ以降分解することが出来ないものなので、腎臓から尿と一緒に排泄されます。この尿酸の排泄が上手くいかなかった場合、尿酸は体内に蓄積され続けることになり、痛風が発症されます。
尿酸が上手く排泄されないのは、尿酸は蓄積され続けると血液中の尿酸濃度は濃くなり、血液に溶けきれなくなってしまいます。その溶けなくなった尿酸は、ナトリウムと結合して結晶となります。この結晶化した尿酸が、関節に沈着して、痛風発作が起こるのです。
そして、この痛風発作が起こる人に注意が必要なのは、この尿酸が結晶化したものが腎臓にまで溜まってしまうこと。腎臓に尿酸が溜まること、腎障害を引き起こし、さらには他の病気までをも起こしかねないのです。
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