痛風は男性が危ない！

痛風発作は、体内に尿酸が過剰にあることで発症するのです。
尿酸は健康な人にも、常に1200mlは蓄積されていると言います。尿酸とは、エネルギーの代謝によってプリン体から生産された廃棄物なのです。この尿酸は体内ではそれ以降分解することが出来ないものなので、腎臓から尿と一緒に排泄されます。この尿酸の排泄が上手くいかなかった場合、尿酸は体内に蓄積され続けることになり、痛風が発症されます。
尿酸が上手く排泄されないのは、尿酸は蓄積され続けると血液中の尿酸濃度は濃くなり、血液に溶けきれなくなってしまいます。その溶けなくなった尿酸は、ナトリウムと結合して結晶となります。この結晶化した尿酸が、関節に沈着して、痛風発作が起こるのです。
そして、この痛風発作が起こる人に注意が必要なのは、この尿酸が結晶化したものが腎臓にまで溜まってしまうこと。腎臓に尿酸が溜まること、腎障害を引き起こし、さらには他の病気までをも起こしかねないのです。

痛風という病気は、男性の患者さんが大多数です。100人に1人、2人は女性がいるかどうかというくらいでしょう。足の親指の付け根の部分が赤く腫れて激痛が走ります。それは泣いてしまうほどの痛みかもしれません。
痛風は以前からある病気です、それは40～50代に多い病気だと思われがちでした。しかし、今では30代の患者さんなど若い人も増えてきています。それは、時代とともに私たちが食するものが豊富になってきたからだということも言われています。
また、よく言われるのがビールを飲み過ぎてこの病気になるというもの。特にビールはプリン体が多く、過剰摂取になりがちなのです。ただプリン体の多いものはビールに限ったものではありません。他に食べ物の中にも多く含まれているものはあります。
ただ言えるのは、何を食べるにも食べすぎは良くない、ほどほどにするべきだ！ということなのでしょう。
痛風の初期症状を感じたら見るサイトでみてみるのもいいでしょう。男性に多いのは、この暴飲暴食のせいなのかもしれませんね。ストレスを発散させるのに、仲間と飲みに行くというのは良く聞くパターンではないでしょうか。。